子どもに良書を
小4・小2、二人の子どもたちが「NARUTO」って言う少年ジャンプで連載されてる漫画を
友だちから単行本借りてきて夢中で読んでる。
とにかく「戦う→勝つか負けるか」「戦う→生きるか死ぬか」の繰り返し。
50巻まで出てて現在も進行中なのだが、
ひたすら登場人物が増えて「戦う→勝つか負けるか」「戦う→生きるか死ぬか」をずーっとやってる。
これを楽しめるのって男脳と女脳の違いなんかね、
私は全く読み進めない。
ま、別に子どもたちの読書の趣味に口出すつもりはないけれど、
せっかくの春休みやし、良書を読みたまえと私が買い与えた漫画は
「お父さんは心配性」
昭和後期、正当派少女漫画雑誌「りぼん」に連載された唯一無二の変態ギャグ少女漫画。
「少女漫画界に咲くドクダミの花」岡田あーみんの代表作。
なつかしいな〜。
中学・高校生の間はなかなか面白いと思える読み物に出会えず、
「世の中でおもろい読みモンはあーみんだけか!!」と
何かって言うとあーみん作品を読み返しまくってた。
(その後大島弓子を知る。)
あ〜なんで実家を手放す時にあーみんの漫画置いてきてしまったのだろう…
後悔しててもはじまらないのでブックオフへGO!
今、読み返してもめちゃくちゃおもろいやん。
全然古さも感じず、子どもたちも大爆笑。
「いや〜、満足満足」と、読後なにげに奥付を見たら
1988年1月19日 第1刷発行
2008年4月12日 第35刷発行
ええっ!?めっちゃ増刷されてるやん!
理由は明かされぬまま筆を折り、
現在の消息はミステリアスな孤高の天才漫画家。
今は悠々自適の印税生活なのか〜。
いやでもそのことより、今でもあーみんの漫画が読まれているってことに感動した。
「「NARUTO」のお礼に「お父さんは心配性」友だちに無理矢理貸してあげれば?」って
今子どもに勧めてるとこ。
うちの近所で静かにあーみんブーム起こらへんかな。