カメラマンプロフィール

_MG_9247大森律子
1971年生まれ
13年間ブライダルカメラマンとして活躍。
2010年マタニティフォト専門スタジオ大森カメラ店オープン
小学生と中学生の母。

1999年、息子を身ごもりました。
9ヶ月を過ぎた頃夫が写真を撮ってくれました。
「大きいお腹だな」と思いました。
無事出産し、息つく暇もない子育てが始まりました。

2001年、娘を身ごもりました。
9ヶ月を過ぎた頃夫がまた写真を撮ってくれました。
息子を抱っこしたお腹の大きな私はとても嬉しそうでした。
無事出産し、息つく暇も寝る暇もない子育てが始まりました。

夫に撮ってもらったマタニティフォトはずっと部屋に飾ってありましたが、
忙し過ぎる毎日に気にもとまりませんでした。

子育て一色の慌ただしい数年が過ぎ、子どもたちは幼稚園に通うようになりました。
ある朝、子どもたちを幼稚園に送り届けたあと一人の部屋でふと自分のマタニティフォトが目に入りました。

毎日見ていた写真なのに、涙があふれました。

「この子たち私のお腹の中にいたんだ」
子どもたちの世話に追われ、目の前の小さな命を育むために必死の毎日で忘れてしまっていたあの時の気持ち。

無事に産まれてくるのか不安だったけど
どんどん大きくなるお腹が愛おしくて愛おしくて、
ただただ会える日が待ち遠しかった。

それがもうこんなに大きく成長し、
ほんの数時間と言えども私の元から巣立って元気いっぱいに幼稚園に通ってる。
涙が止まりませんでした。

この出来事から写真が持つ力を体感し、妊婦さんの写真を撮り始めました。
妊娠中の女性の身体と気持ちを飾ることなくありのままに写す。
新しい命の誕生を待ちわびている家族の気持ちをありのままに写すことを心がけています。

また生まれた赤ちゃんが成長し、もの心がついた時
「お父さんとお母さんが愛し合ったから自分が生まれたんだ」と
実感できるような写真を撮りたいと思っています。

cameraman_img01
夫に撮ってもらったマタニティフォトです。

どういう気持ちで私が日々写真を撮っているのか稚拙ながらもまとめてみました。
どうぞよろしくお願いいたします。

大森カメラ店HPはこちらです。

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