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気になるの

2010年4月17日 - 2:31 AM

すっかりニート生活も板についてまいりました。
おほほ。
またご報告できることありましたら、こちらでさせてもらいますので
よろしゅうおたの申します。

最近は気になる小説がたくさんあって困ってます。

「真昼なのに昏い部屋 」江國 香織
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キャッチコピーが「せめてきちんとした不倫妻になろう」
ピマ主婦はきちんとした不倫妻の定義がとても気になる。

「スギハラ・ダラー 」手嶋 龍一
スティーブンが金沢で仕込んだリーマン・ショック情報。
マイケルが9.11前後に目撃した金融市場の奇々怪々。
テロリストの資金源を追う『ウルトラ・ダラー』の名コンビは、
やがて屍の上に築かれた仕掛けに辿りつく。
杉原千畝が救ったポーランド難民が革命的な金融商品を産み続けて半世紀、
その苦難の航跡がすべての始まりだった!

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3月に福井へ行った時「杉原千畝記念館」的な所に行って、
ひたすらビザにサインするんやったかハンコ押すんやったか忘れたけど、
Mr.スギハラは自らの危険も顧みず、人道的な対応をしたって展示を見て
「ほへ〜立派な人だなぁ」と思っていたので、気になる。
過去が現在につながっていることを実感させてくれるようなフィクション大好き。

「ナニカアル 」桐野 夏生
「ナニカアル」は、林芙美子の自筆原稿が発見されるところから始まります。
その原稿には驚愕するようなことが書いてあるのです。
果たして、原稿は芙美子の未発表小説か、それとも真実の手記か。

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林芙美子の「放浪記」読んだばっかりなので、気になる。

「十字架 」重松 清
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私には重松清読む資格ないな〜と思う。
もっと繊細で感受性の高い人のための作品かなと。
でも気になる。

運命の人(一) 〜(四)山崎 豊子
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「沈まぬ太陽」が最後の仕事とか言うてたのに、
80才でまた大作書いちゃう超人やまとよ先生。
もったいなくてまだ手が出せません。

これ全部買ったら1万円超えるな〜。
ニートde無職やのにそれはないよな〜。
どれも図書館では何百冊と予約されてるし…。

とりあえず、どれか一冊。
エイッと選んだのは「ナニカアル」桐野夏生。

あああ、ものたりなかった…
あああ、途中で寝ちゃった…。

アドレナリンとかドーパミンとかエンドルフィンとか詳しいことは知らんけど、
そういう興奮物質が読んでる途中に脳内に分泌されたら、私の中でそれは名作。
読んでる途中に寝てしまったら、私の中でそれは駄作。
我ながらアホ丸出しの判定やけど、娯楽なんてそんなもんでしょ。

以下、今まで脳内興奮物質出まくった作品たち
宮尾登美子
『松風の家』『きのね-柝の音』『一絃の琴』『序の舞』『朱夏』『仁淀川』
『東福門院和子の涙』『天璋院篤姫』
山崎豊子
『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』
三浦綾子
『天北原野 』『 海嶺』『氷点』 『塩狩峠』 『道ありき わが青春の記』 『細川ガラシャ夫人』
『泥流地帯』『銃口』 『われ弱ければ 矢島楫子伝』
吉屋信子
『屋根裏の二處女』『良人の貞操』『徳川の夫人たち』『女人平家』

そーとーかたよってる。
『不毛地帯』とか『天北原野』とか寒い所が舞台だと異常に興奮してしまう。なんでやろ?

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