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神戸生糸検査所
大阪のマタニティフォト専門 スタジオ大森カメラ店です。
先日、昭和初期に建てられた神戸の生糸検査所へ行ってきました。
(なんだか最近遊びに行った話ばっかですね。仕事もちゃんとしてるYO☆)
若林あかねさんと言う古い建物を映像でアーカイブしている
映像作家さんの新作「神戸生糸検査所」を観に行くためです。
私は古い建物が好きなのですが、
それを残すための保存運動には実はあまり興味が持てなくて。
それは「永遠不変」は存在しないと、
心のどこかで強く感じているからだと思います。
♪物は壊れる、人は死ぬ〜 とムーンライダーズも歌っていますし、
人の気持もコロコロ変わる。
変わって当たり前だと思います。
そう思うからこそ、写真を生業にしたのかもしれません。
(ちょっとこじつけ)
そしてそれ故、どこかで誰かが知恵と勇気を持って守ってくださった
古い建物に興味があるのだと思います。
身勝手な意見ですいません。
そしてまた、いつ壊されるかわからない古い建物を映像で残したいと言う
若林さんの気持ちにすんごく共鳴します。
若林さんの作品は建築物としての特徴と、
その建物の中で営まれていた歴史的事実、
ソフトとハードの両面からアプローチされていて
とても興味深いです。
今回の「神戸生糸検査所」も30分の上映時間があっという間でした。
上映会の後には検査所内ツアーも。
印象は「広い、でかい、ぜーたく」
写真もたくさん撮ったのですが
スケールの大きさに追いつけませんでした。
昔はここに生糸がドーンと運び込まれていたそうです。
この日はフリーマーケが開かれていました。
地下の修繕室。怖いわ…
正面玄関の不気味モニュメントは蚕がモチーフらしいです。なるほど。
そして何よりなのは生糸検査所は取り壊されることなく
「神戸市クリエイティブデザインセンター」として生まれ変わるということです。
楽しみです。
Comments
oooomori
若林さん、ありがとうございます!
次回作も楽しみにしています!!
若林あかね
ブログにリンク貼らせてもらいました。
http://kmad-m.blogspot.com/2010_10_01_archive.html
よろしくです!