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奈良日記

2009年8月25日 - 12:51 AM

撮影の打ち合わせで奈良に。
打ち合わせ終了後は奈良三昧。
高畑町に行きました。

高校の時の憧れてた古典の先生が住んでいたのが高畑町。
能の研究をしている「雅」を絵に描いた様な素敵な女性でした。
(かなり天然やったけど…)
学校の先生の家に遊びに行ったのなんか後にも先にもこの一回きりだったけど、
それはそれは素敵なお住まいで、古い日本家屋に純日本スタイルで暮らしていて、
衝撃☆カルチャーショックでした。
(ぽっとん便所やった…)

今でこそ長屋や古民家がもてはやされてますが、
バブルまっただ中の22年前にこう言う生活をしていた人は珍しかったと思います。
(って言うか変人?相当変わったおもろい先生やった)
17才の私の中で「古い=きたない」だった価値観が、
「古い=めっちゃいい!」に180度変わった瞬間です。
(でもぽっとん便所だけは未だに受け入れられない未熟者です…)

高校卒業後は連絡も取っていないので、今どうされてるかは知らないのですが、
雑誌の奈良特集で高畑町が取り上げられているのを見て、
懐かしくなって訪れた次第です。
ふ〜、前置きながっ。

まずは、珈琲屋凡豆(ぼんず)でコーヒー豆を購入。
奈良で50年コーヒーの焙煎をしている仙人みたいなおじいさんのコーヒー豆屋さん。
明日挽きたて飲むのが楽しみ!

次、喫茶みりあむでカレーを食べる。ここで25年カレーを作り続けているそうです。
トイレがぽっとんだった衝撃で、フランス人の奥さんが作っているガトーショコラを食べ忘れた…
また行こ。

その次、昭和3年築の志賀直哉邸へ。350円で見放題です。
ああ、もう、昔のお金持ちのお家ってほんと最高!!
大好きなんです、この◯◯邸ってのが。古ければ古いほど。
窓に肘をついて、庭のサルスベリの花を眺めながら妄想が止まらない!
P1000334
♪も〜しも〜私が〜志賀直哉邸に〜住んだなら〜

最後、たかばたけ茶論へ。
私の憧れ、屋外型カフェ。
傍らには大正時代の建物が。なにこれ、理想!
私の母世代の女性が一人で切り盛りしている感じ。
やとわれオーナーには見えない…。
尋ねてみると
「これ自宅の庭です」 
「はぁっ!?じゃあ、あの大正時代の建物は…」
「自宅です」
「今も住んでるんですか?」
「はい。自宅の庭でこういう事がしたかったんです」
オープンして27年だそうです。カッコ良すぎです。

P1000346

左に見える白い建物は茶論用に建てたもので、写ってないけど右にお屋敷があるのです。
広すぎやろ〜。

DPP_057

奈良のお約束☆

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